誇大広告の禁止
金曜日, 23 12月 2011
9階建て以上の高層、超高層マンションなどは、鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物になっていますが、高層であるがゆえ、火災時の避難経路や防火区画など防災設備の関係と自分の住まう位置関係をしっかり図面で確認しておく必要があります。なお、メンテナンスやリフォームのしやすさを重視し、設備部分を切り離して考えたSI住宅(スケルトン・インフィル)の標準化が進められています。これは住戸内の自由度を増すために共用部分の「構造体・基幹設備」と専有部分の「内装・設備」を分離する工法です。図面を見る場合、二重床や二重天井、共用部縦配管の設置を確認してください。写真はイメージを伝えるのに最適な手段です。インテリア写真の場合、家具が置かれていれば広さが想像できますし、内装の床材や壁材、窓の大きさ、図面からは分かりにくい部屋全体のイメージを一瞬にしてつかむことができます。だからこそ誤解を生みやすいといえます。宅地建物取引業法犯条では、「著しく事実に相違する表示をし、または実際のものよりも著しく優良であり、もしくは有利であると人を誤認させるような表示をしてはならない」、また、表示することによって誤認させる場合だけではなく「表示しないことによって、誤認させる場合もこれに該当する」と、誇大広告の禁止を規定しています。ほかに、不動産業者での自主規制、全国の不動産公正取引協議会による細かな広告表示ルールや、売り主サイドで社内ルールを定めているところもあります。このように誇大広告に対するルールや罰則はありますが、誇大広告といわずとも誤解を生みやすい広告は多いといえます。写真を信用するしないというより、何事も疑問に思う点はひとつひとつ確認をすることが大切なのではないでしょうか。